最近、アロマディフューザーの煙(ミスト)が前より少なくなった気がする…!
「前はもっとモクモク出ていたはずなのに、気づいたら勢いがなくなってきた…」と感じたことはありませんか?
いきなり全く出なくなったわけじゃないし、なんとなく気のせいかも…と放置しがちですよね。
でも、そのままだとモヤモヤしますし、実は「季節・アロマオイルの種類・お手入れ不足」などが原因かもしれません。
今回は、ミストが出にくくなるよくある原因と、その対処法をわかりやすくまとめました!
この記事を最後まで読めば、買ったときのような“ふわふわモクモク”のミストが復活するかもしれませんよ。


アロマディフューザーのミストが全く出ないなら…それは故障の可能性大!
もしアロマディフューザーからまったくミスト(煙)が出てこなくなった場合、これはほとんどの場合で故障が考えられます。
ごくまれに、超音波発生部分に汚れやカルキが詰まってしまっているケースもありますが、その場合は徐々にミストが弱くなるなどの前兆があるはず。
突然、何も出なくなった…
こんなときは、まずメーカーに問い合わせてみましょう。
保証期間内で正しい使い方をしていれば、無償交換や修理対応になるケースも多いですよ。
【チェックしよう!】アロマディフューザーのミストが出にくい主な原因4つ
ここからは、「全く出ないわけじゃないけど、明らかにミストの量や勢いが減った気がする…」という場合の原因です。
あなたのアロマディフューザーも、もしかしたらこれに当てはまるかもしれません!
【チェック1】季節が冬や気温が低いときは?
実は、ミストの見え方は室温によって変わります。
室温が低いとミストが見えにくくなる!
春や夏など室温が高いときは、アロマディフューザーから出るミストが目に見えやすいですが、冬場など気温が低いとミストが目立ちにくくなります。
「あれ、ミストが減った?」と思っても、実は気温が原因で見えにくくなっているだけかも。
公式情報によると、例えば無印良品のサイトにも「気温によってミストが見えづらくなる」と記載されています。
水温が低いときも要注意!
さらに、室温が高くてもタンクの水温が冷たいとミストが見えにくいことも。
エコーテック(超音波応用機器メーカー)によると「水温が低いとミストが出づらくなる」とのこと。
「買ったばかりの時と季節や室温が違うな」と思ったら、それが原因のこともあるので、まずは水の温度や部屋の温度をチェックしてみてくださいね。
もし思い当たる場合は、ぬるま湯(20℃くらい)を使ってみてください。それでミストがしっかり出れば正常です!
【チェック2】アロマオイルの種類を変えていませんか?
ミストが出ているけど、以前ほど高さや勢いがない場合は、「アロマオイルの種類」も要チェックです。
アロマオイルには「粘性」があり、サラサラした柑橘系のオイルはミストも軽く高く上がりますが、粘り気のある樹木系や重めのオイルはミストが低くなったり、出にくくなったりします。
粘性の低いアロマオイル(柑橘系など)でミストの出方を試してみましょう。オイルを変えるだけでミストの高さや量が変わることも多いです。
【チェック3】本体の下に柔らかい布やタオルを敷いていませんか?
アロマディフューザーは本体の裏側や側面に「空気を吸い込む穴(空気孔)」がついています。
本体の下にタオルや布などを敷いていると、この空気孔がふさがれてしまい、ミストが出にくくなります。
本体の下をチェックして、布やタオルが空気孔を塞いでいないか確認しましょう。どうしても水濡れが心配な場合は、珪藻土マットなど空気を遮らない素材を使うと安心です。
【チェック4】最近お手入れをサボっていませんか?
ミストが出る超音波式アロマディフューザーは、実は「こまめなお手入れ」がとても大切です。
使うたびに簡単な掃除、2~3回に一度は中性洗剤でタンクを洗いましょう。
長期間掃除をサボってしまうと、水道水のカルキやアロマオイルの成分が固まって、ミスト発生部分をふさいでしまい、ミストがどんどん出にくくなります。
タンクや超音波発生部分をしっかり掃除しましょう。掃除の方法は次の項目でまとめているので参考にしてくださいね!
ミストが出にくい時の対処法|一番確実なのはアロマディフューザーの掃除!
アロマディフューザーのミストがうまく出ないと感じた時、いちばん効果的で確実な対策は「しっかりと掃除すること」です。
お手入れ方法はいくつかありますが、ここでは代表的なものを分かりやすくまとめておきますね。
クエン酸でつけ置き掃除を
ミストが出なくなる原因のひとつは、水道水に含まれるカルキ(ミネラル分)が超音波発生器にたまって、目詰まりしてしまうこと。
この場合は「クエン酸」を使ったつけ置き掃除が効果的です。
クエン酸を適量ぬるま湯に溶かし、タンクや超音波部分をしばらくつけておくだけでOK。
しっかりつけ置きすることで、ミストの出がぐっと改善することも多いですよ。
綿棒で超音波部分をやさしくお掃除
次に、物理的な汚れやカルキの固まりが付いている場合は、柔らかい綿棒を使って超音波発生器の部分をやさしくこすってみましょう。
見えにくいところに汚れやカルキがたまっている場合もあるので、グリグリと優しく掃除してあげるとミストの量が戻ることもあります。
裏面の空気孔もチェック!ホコリを取り除こう
アロマディフューザーは本体裏側の「空気孔」から空気を取り込んでミストを発生させています。
この空気孔にホコリやゴミが詰まっていると、ミストが全然出なくなることも。
綿棒や細いブラシなどを使って、空気孔のホコリをやさしく掃除してあげましょう。
意外とこれだけで調子が良くなることも多いです。
高い場所に置くのもポイント!ミストの広がり方が変わります
アロマディフューザーのミスト(煙)は空気よりも重たいので、勢いよく上がってもすぐに下へと落ちてしまう性質があります。
そのため、机や棚などちょっと高い位置にディフューザーを置くことで、ミストが下に落ちながら部屋に広がりやすくなります。
もし掃除しても効果が出なかった時は、ぜひ設置場所も見直してみてくださいね。
掃除しても直らない…香りも弱い時は「買い替え」も検討しよう
それでも…
掃除をしてもミストがなかなか復活しない!
そもそも香りも弱いままでイマイチ…
そんな時は、思い切って新しいアロマディフューザーへの買い替えもおすすめです。
おすすめは「水なしアロマディフューザー」
買い替えるなら、私が一番おすすめしたいのは水なしアロマディフューザー。
水を使わないので、カビや雑菌の心配もなく、お部屋全体にアロマの香りがしっかり広がります。
水なしタイプはミストは出ません
ただし注意点もあります。水なしディフューザーは香りはとても強いですが、ミスト(煙)は出ないタイプです。
「ミストが見えないと物足りない…」という方には向かないかもしれません。
香り重視・メンテナンス重視の方は、ぜひ一度水なしアロマディフューザーもチェックしてみてくださいね。