今回はレモングラスのアロマ(エッセンシャルオイル・精油)の効果や効能、香り、おすすめのブレンドなどをお伝えします。
注意点や値段などもお伝えしているので、気になっている人は参考にしてくださいね。
レモングラスのアロマオイルの効能・効果
・リフレッシュしたい時に。
・尽きない悩みや精神疲労、極度の緊張がある時に。
・やる気や集中力を高めたい時に。
アロマを医療として使っている国では、こんな効能・効果が認められていますよ。
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疲労回復や消化促進作用
レモングラスは、インドでは何千年も前から、伝統的医療であるアーユルヴェーダで、解熱や感染症対策などに役立つ生薬として使われてきた歴史があります!
中国やタイなどのアジア諸国でも、古くから使われてきたハーブで、「アジアの薬草」と伝えられています。
エスニック料理であるトムヤンクンなどの香りづけに用いられたり、疲労回復や消化促進作用があるため、ハーブティーとしても親しまれていますよ!
虫よけやお部屋の消臭効果
その他にも、虫よけやお部屋の消臭効果なども高く、レモングラスの効能・効果は多岐に渡ります。
レモングラスのアロマの香りは?
ピリッとした新鮮なグリーンとレモンを連想させる爽やかな香り
レモングラスは、新鮮なグリーンとレモンを連想させる爽やかな香りで、スッキリとした香りが特徴です。
ハーブ調のグリーンの中に感じるレモンの香りがサッパリとしていて、気持ちをリフレッシュさせてくれる香り!
レモングラスと相性のいいアロマブレンド
ラベンダー/ローズ/ローズマリー/ゼラニウム/ペパーミント/ティーツリーなど
レモングラスは、ハーブ、スパイス、種子から抽出される精油との相性が良い精油です。
爽やかでスッキリとした香りが特徴的なレモングラスは、同じくサッパリとした香りの精油と相性が良いですが、もう少し香りにパンチが欲しい時には、スパイス系の精油とのブレンドもおすすめ◎
その中でも特に相性がいいアロマブレンド
心を切り替えてやる気を出したい時に
ペパーミントの精油も、レモングラスの精油と同様に、スッキリとした香りが特徴的なので、おすすめのブレンド。
レモングラスには気持ちを静める鎮静作用がありますが、そこに頭をクリアにしてくれるペパーミントが加わることで、活力を見いだしてくれます!
心を切り替えてやる気を出したい時には、こちらのブレンドがおすすめ◎
勉強時などやる気や集中力をUPさせたい時に
ローズマリーの精油も、レモングラスの精油よりもう少しシャープな香りですが、スッキリとした香りが特徴的なので、おすすめのブレンド。
こちらも、レモングラスに気持ちを静める鎮静作用があるので、そこにローズマリーのシャープな香りが加わることで、精神が高揚し、やる気や集中力をUPさせてくれます!
勉強の時に香りを拡散させるのがおすすめ◎
レモングラスのアロマの注意点:妊娠中はNG
レモングラスは、妊娠初期から後期の全期に渡り、使用を避けて下さい!
レモングラスは妊娠全期に渡り使用禁止ですが、妊娠初期は大体の精油が使用禁止とされています。
妊娠5か月程度までは、ホルモンバランスなども安定しづらく、とてもデリケートな時期なので、妊娠初期の使用は禁忌とされています。
妊娠中の使用がOKな精油でも、妊娠中は芳香をメインに楽しむようにするのがベスト◎
また、レモングラスは刺激が強い精油なので、高濃度で使用すると皮膚刺激を感じることがあるため、特に敏感肌の方は注意が必要です!
さらに、レモングラスには眼圧を上げる作用もあるので、緑内障の方への過度な使用は避けて下さい。
レモングラスの精油は作用が強いので、使用は少量で充分◎
レモングラスのアロマの歴史
レモングラスは、その呼び名の通り、レモンのような爽やかな香りですが、グリーンのようなハーブ調のスッキリとした香りなので、あまり好き嫌いがなく、親しみやすい香りとして有名です。
そのため、室内の芳香剤の香りや入浴剤の香りとしても使われることの多いぐらいポピュラーな香り!
レモングラスには、シトラールという成分が豊富に含まれているため、抗菌作用や虫よけの効果も高く、お部屋の消臭にも効果的です。
インドの伝統的医学であるアーユルヴェーダでは、古代から、解熱や感染対策に役立つ生薬として、レモングラスが使われてきた歴史があります!
また、レモングラスは、芳香植物としてだけでなく、トムヤンクンをはじめとするエスニック料理の香りづけに使用するハーブとして用いられることも多く、疲労回復、消化促進作用があるため、ハーブティーとしても認知度の高い植物です。
レモングラスのアロマの抽出製法
葉の部位から抽出されるレモングラスは、釜に植物を入れ、水蒸気の熱で精油を取り出す、水蒸気蒸留法という製法で抽出されます。
レモングラスのアロマの基本情報
科目 | イネ科 |
系統 | シトラス |
ノート | トップ |
粘性 | 低い |
科目とは
植物の種類を分類したもの。
精油の科目によって、どんな種類の植物から抽出されたか分かります。
系統とは
精油の香りの種類を分類したもの。
系統には「ハーバル系」「シトラス系」「フローラル系」「オリエンタル系」「バルサム系」「スパイス系」「グリーン系」と主に7種類があり、香りの系統によって相性が良いものとそうでないものがあります。
ノートとは
精油が空気中に蒸発する時には時間差があり、揮発性が高い精油ほど最初に香ります。
最初に揮発する香りをトップノート、中間の香りをミドルノート、最後に揮発する香りがラストノートです。
粘性とは
精油の液には、粘り気のあるものとサラサラとしたものがあります。
精油の液の状態を区別するのが、粘性です。
価格と相場(生活の木を基準)
生活の木 3mlのレモングラスの精油価格は、660円です。
他の同じ内容量の精油が平均1000円以内であることと比較しても、購入しやすいお値段になっています。
レモングラスは、薬効作用が高く、色々なシーンで使用することのできる万能精油ですし、香りも好き嫌いの分かれにくい香りなので、使いやすい精油です!
集中したい時やリフレッシュしたい時にはもちろんですが、虫よけや消臭作用もあるので、お部屋の芳香剤としてもおすすめですよ!