レモンのアロマオイル(精油)の効能

レモンのアロマオイル(精油)の効能・効果

今回はレモンのアロマ(エッセンシャルオイル)の効能・効果や香り・おすすめのブレンドなどをお伝えします。
注意点や値段などもお伝えしているので、気になっている人は参考にしてくださいね。


執筆者:もか
「X(エックス)」→@moka_03128
アロマテラピーの敷居を下げたい。皆にアロマを楽しんでほしい。そんな想いで運営中。アロマテラピー検定(日本アロマ環境協会)の知識などを元に疑問に答えます。アロマディフューザー歴は10年以上。

レモンのアロマオイルの効能・効果

こんな人におすすめ

・冷静な判断や記憶力、集中力を高めて意欲的に活動したい日に。
・頭がぼーっとする時や1日のはじまりに脳をリフレッシュさせたい時に。
・抗菌作用が高いので、空気を清浄したい時に。

アロマを医療として使っている国では、こんな効能・効果が認められていますよ。
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レモンは、感染症予防・消毒薬の他に、マラリアやチフスなどの熱病にも古くから使用されてきた経緯があります。

抗菌作用の高いレモンは、現在でもお部屋の空気清浄やお掃除に使用されることも多いですし、酸味をスパイスとしてお料理に使われることも多いので、馴染みの深い果物ですよね!

レモンのアロマの香りは?

スッキリみずみずしい爽やかなシトラスの香り。

レモンのアロマの香りは、非常に軽くフレッシュさのあるシトラスの香りです!

甘さの中に酸味も感じられる、スッキリみずみずしい香りで、爽やかな香り。

リフレッシュできる香りなので、1日のはじまりにおすすめの香りですよ◎

他のアロマオイルの香りと比べてみる

レモンと相性のいいアロマブレンド

相性のいいブレンド

ラベンダー/レモングラス/ベルガモット/ローズ/ローズマリー/オレンジ/ペパーミント/フランキンセンス/ローズウッド/コリアンダー/など

(基本的に柑橘系/ハーブ系の精油との相性が良いですよ)

レモンは、主にハーバル系統の精油や柑橘系統の精油との相性が良い精油です。

レモンの香りがスッキリとした爽やかな香りなので、同じ柑橘系統の精油や、少しシャープさの感じられるハーバル系統の精油との相性が抜群◎

また、魅惑的な樹脂の香りとして知られるフランキンセンスとも相性が良く、気持ちを落ち着けて冷静に物事を判断したい時にはおすすめのブレンドです!

その中でも特に相性がいいアロマブレンド

レモン✕ペパーミント

勉強や仕事に集中したい時、試験やプレゼンなど何かをやり遂げなければならない時に

ペパーミントの精油には、試験やスピーチなど、緊張してしまうシーンで心を解きほぐしてくれる作用があります。

また、興奮状態にある時に、心を静めてクールダウンさせてくれる作用もあり、平常心を取り戻したい時におすすめの精油です。

一方で、レモンの精油にも、冷静な判断や記憶力、集中力を高めて、意欲的な活動を高めてくれる作用があります!

そのため、勉強や仕事に集中したい時、試験やプレゼンなど何かをやり遂げなければならない時には、おすすめのブレンド◎

さらに、レモンの精油には他の柑橘系精油と同様に、胃腸の働きを高める効果もあるので、消化器系の不調に有効なペパーミントの精油とブレンドすることで、脂っこいものを食べたり、二日酔いなどで吐き気や嘔吐の症状がある時にもおすすめのブレンドです。

レモン✕サイプレス

感情の起伏が激しい時や、気持ちが散漫で考えがまとまらない時に

サイプレスの精油には、副交感神経の働きを高めて、血液循環を促す作用があります。

感情の起伏が激しい時や、気持ちが散漫で考えがまとまらない時にもおすすめの精油です!

そのため、リフレッシュ効果の高いレモンの精油との相性も良く、心身共にリラックスでき、ネガティブな心をクリアにしてくれます◎

また、レモン×サイプレスのブレンドは、血液やリンパの流れを促進、体を温め体内の老廃物を排出する働きがあることから、関節の痛みや足のむくみなどにも良いとされています。

さらに、どちらの精油にも抗菌作用があり、病原菌と戦う白血球を活性化させる作用もあるので、免疫力の低下や風邪などの感染症の予防、生活習慣病である糖尿病や高血圧にもおすすめのブレンドですよ◎

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レモンのアロマの注意点

妊娠中は芳香をメインに楽しむ

妊娠初期は大体の精油は使用禁止とされています。

妊娠5か月程度までは、ホルモンバランスなども安定しづらく、とてもデリケートな時期なので、妊娠初期の使用は禁忌とされています。

しかし、レモンの精油は、妊娠全期に渡り使用可能な精油です。

子どもから高齢者まで安心して使用できる精油なので、精油の中では安心して使用できる精油です!

ただし、使用の際は体調に十分注意して使用することがおすすめです。

妊娠中は、芳香をメインに楽しむようにするのがベスト◎

敏感肌の人は注意

また、高濃度で使用すると皮膚刺激があるので、敏感肌の方は注意!

さらに、レモンには光毒性があるため、使用してから5~6時間は日光を避けることが望ましいとされています!

もっとレモンのことを知りたい↓↓↓

レモンのアロマの歴史

レモンは、古くから現在に至るまで、人々に愛されてきた果物です。

現在でも色々なシーンで使用されることが多く、親しみのある果物だと思います。

レモンは樹高6m程の常緑種で、花弁の表が白く、裏側が紫色の花が一年を通して開花します。

レモンの産地といえば、今ではアメリカやイタリアなどを連想する方も多いと思いますが、原産地は、インド北部のヒマラヤ山麓と言われており、インドから中近東を経てヨーロッパに広まったとされています。

12世紀頃には、十字軍の兵士によって壊血病の予防として果汁を飲んだり、レモンを料理に使用する習慣が広まりましたが、当時のレモンは高級品でした。

中世の絵画にはレモンがよく描かれていますが、これは
レモンが富や財の象徴とされていたためだと言われています。

そんなレモンは、壊血病だけでなく、感染症予防や消毒薬、防腐剤、解毒剤、熱病の治療にも用いられてきた歴史のある果物です。

日本でも、温暖な気候で有名な瀬戸内周辺ではレモンの生産が行われており、国内産のレモンも今では有名ですよね。

レモンのアロマの抽出製法

主に果皮の部位から抽出されるレモンは、皮を絞って芳香成分を取り出す、圧搾法という製法で抽出されます。

圧搾法では加熱しないため、自然そのままの香りが抽出される点が特徴の1つです。

レモンのアロマの基本情報

科目ミカン科
系統シトラス
ノートトップ
粘性低い

科目とは

植物の種類を分類したもの。

精油の科目によって、どんな種類の植物から抽出されたか分かります。

系統とは

精油の香りの種類を分類したもの。

系統には「ハーバル系」「シトラス系」「フローラル系」「オリエンタル系」「バルサム系」「スパイス系」「グリーン系」と主に7種類があり、香りの系統によって相性が良いものとそうでないものがあります。

ノートとは

精油が空気中に蒸発する時には時間差があり、揮発性が高い精油ほど最初に香ります。

最初に揮発する香りをトップノート、中間の香りをミドルノート、最後に揮発する香りがラストノートです。

粘性とは

精油の液には、粘り気のあるものとサラサラとしたものがあります。

精油の液の状態を区別するのが、粘性です。

価格と相場(生活の木を基準)

レモンのアロマオイルのイメージ写真

生活の木 3mlのレモンの精油価格は、660円です。

他の同じ内容量の精油が平均1000円以内であることと比較しても、購入しやすいお値段になっています。

レモンの精油は、柑橘系の精油の中でも比較的使いやすい精油で、あまり好き嫌いのない爽やかな香りなので、アロマ初心者さんにもおすすめの柑橘系精油ですよ!

妊婦さんや高齢者から子供まで安心して使用できますし、シーンに合わせてブレンドを楽しむのに最適な精油です◎

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